ライブレポ

・・と、言うよりはホントは覚え書き。
あまりにも唐突な発表に、とても楽しみだったはずのライブも
あの時のボクは楽しむどころではありませんでした。
だけど、Berryz工房のステージは素晴らしかった。
なので、覚えてる範疇で書き記しておこうと思います。
あくまでも、独り善がりな覚え書きなので、
詳細レポを期待してる方は他の方のレポを読んだほうがいいかも^^;




『なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?』
21時までのシンデレラ
まだこの2曲の段階ではあんな発表がされるとは
全く持って予想だにしていなかったので、
とてもハイテンションで舞波と一緒にダンスを楽しんでいました。


MC(自己紹介)
全員の自己紹介が終わり、キャプテンから
川´・_・`川<「ここで、皆さんにお知らせがあります!」
と。


この時点では「あぁ、2ndアルバムの発表かな」
などと暢気に聞いていましたが、次の言葉を聞いた瞬間、
ボクはどうしようもない不安に襲われたのです・・


川´・_・`川<「2004年3月3日にデビューしてから、
ずっ〜と一緒に活動してきた、石村舞波さんが
今回のコンサートツアーを最後に、
Berryz工房、そして、
ハロー!プロジェクト
卒業することになりました。」
(ウソだろ・・なにかの間違い・・悪い夢でも見ているのか?)


川´・_・`川<「それでは、石村さんからご挨拶してもらいましょう。」


从 ’w’)<「はい。」


(聞かなきゃ。舞波の言葉を聞き逃さないように、
ちゃんとこの耳でしっかり聞かなきゃ!)


从 ’w’)<「私、石村舞波は、


今回のコンサートツアーをもって、


Berryz工房を卒業することになりました。」


「卒業後は、普通の中学生として


勉強に専念します。」


思わずボクは



「頑張れーーーーーー!!!」



と普段よりも大きな声で、ステージ上の舞波
声援を送っていた。


从 ’w’)<「でも、10月2日までは


Berryz工房の一員として、


皆さんと一緒に、


思いっきり楽しいコンサートを


作っていきたいと思っています。


応援よろしくお願いします!」


そんな衝撃的な発表を聞かされ、愕然としていると
それを察してくれたのか、右隣のオドリストさんが
ポン、とボクの背中を叩いてくれました。
無言でこそあったものの、その優しい行為は
本当に嬉しく、救われました。
名も知らぬオドリストさん、ありがとう(´дゝ)゜。


無常にも時は流れ、
ハピネス〜幸福歓迎〜
のイントロが流れ出す。
心はここにあらずとも、カラダが覚えているダンスを踊りだす!
舞波とのステージが残り僅かであるのなら、
この一分一秒をとても大事に楽しまなきゃいけない!
無理やりにもスイッチON!!
いつもよりも力を込め、キレのあるダンスを心掛け、
舞波とシンクロして足を上げ、腕を振る!
このタイミングでハピネスという選曲だったのは、
ボクにとって、良かったんじゃないかなと思う。
そうでなければ、深い悲しみで泣き出してしまいそうだったから・・。


恋はひっぱりだこ
楽しそうに歌う舞波を目で追っていると、
このツアーを最後にこの笑顔を見られない、
現場に来たってもう会えないんだ、という事実が
だんだん心に深い根を下ろしだしました。


ファイティングポーズはダテじゃない!
この曲も今まで現場でどれだけ踊ったやら。
後ろが通路だったので遠慮なく両腕を振り上げ、
舞波パートを楽しむ。


千奈美、雅の愛のポエム(恋をしちゃいました)
夜は桃子、梨沙子の愛のポエム(Shall we love)
舞波の姿がステージから見えなくなると、また暗い気持ちが・・
その、負の感情を振り払おうとしても、なかなか気持ちは戻らない。


『かっちょええ!』(茉麻舞波佐紀ちゃん)
そんな気持ちを振り払ってくれたのは他ならぬ舞波だった。
以前、MAX MUSEの「スッペシャル セッレクション」で
舞波がチョイスしたこの『かっちょええ!」
今回も、この曲は歌わないかなぁ?と思っていただけに
舞波が歌ってくれたのは嬉しい誤算だった。
楽しそうにマイクを客席に向ける舞波が輝いて見えた。


TODAY IS MY BIRTHDAY
雅と梨沙子、二人が歌いだす。
双眼鏡で二人を交互に見ながら聴き入る。
りーちゃん、こんなに歌えたっけ?w


『小遣いUP大作戦』
今度は桃子、友理奈千奈美がステージに。
ネコっぽい振りがなんとも桃子に似合うなぁw
とか思いつつ桃子に視線釘付けでした(アレ?w)


パッション E-CHA E-CHA
そしてBerryz工房8人がステージに揃い、
ハートマークの照明につつまれる。
夏の単独ライブに続き、今回も聴けるのはホント嬉しい。
舞波が楽しそうに歌い、踊っている姿を見ていると
さっきの卒業発表はウソなんじゃないか?と思ったほど。


『蝉(VTR)』
写真集「SEASONZ」からのカットと
Berryz工房メンバーのチャット?が交互に
モニターに現れる。
しかし・・舞波がチャットに参加していなかったと
思ったのはボクだけだろうか?
ボクが見逃しただけ?それとも・・?


佐紀<また来年の夏も会おうね。


佐紀ちゃん、ごめん。
ボクは来年の夏、舞波に会えないんだ・・。
すごく、心が痛んだ。


ピリリと行こう!
舞波と踊りながら、お囃子も叫びます。
もはや何度聴いたかわからないほど、ボクはこの曲が大好き。
舞波に本気で夢中になりだしたのもこの曲がきっかけだし、
落ち込んだ時でもこの曲に元気をもらった事も数知れず。
きっと、舞波が卒業した後だって、この曲は忘れない。
ボクはこの曲に元気を貰い続ける。ピリリと行こう!


『日直〜芸能人の会話〜』
曲の最後での


从 ’w’)<「もどかしすぎる♪」


の後、舞波コールの大きさに驚く。
普段、舞波への声援ってそんなに大きくないんだけど^^;
この日ばかりは舞波への声援もかなり大きめ。
あの発表の後だけに、そりゃあそうなんだろうけど、
なんだか複雑な気持ちでしたね。もちろん嬉しく思ったけど。


夢でドゥーアップ
この曲もライブで聴きたかっただけに、
双眼鏡で舞波の姿を目にしながら聴き入ってました。
間奏で8人みんながじゃれてるんだけど、
その時の舞波の笑顔がホントに心底楽しそうで、
見ているボクまで笑顔になっていました。
舞波が曲の終わりに挨拶し、次の曲へ。


『安心感』


从 ’w’)<「大好きな あなたに


ちょっとは ほめられたい♪」


ボクは昨年以来、何度舞波を褒めただろうか?
何度舞波に頑張ってね。と言っただろうか。
もう来月以降、舞波にボクの声は届けられないのだから、
残り僅かな機会を、悔いの無いように過ごしたい。


あなたなしでは生きてゆけない
思えばこの曲から、8人のBerryz工房が始まった。
当初は、このように発表されていた。(公式より抜粋)


Berryz工房プロフィール
ハロー!プロジェクト・キッズの中から、
8人をスターティングメンバーとし、
“新ボーカルグループ”『Berryz 工房』を誕生!
ハロー!プロジェクト・キッズは常に学校を最優先にしているので、
各々、それに対する取り組み方により、
番組やコンサート等の出演に関し、メンバー交代や8人という
その人数自体が変わることもあり。
2004年3月3日ひなまつりの日にデビュー


ボクは当時、まだ佐紀ちゃんのファンだった。
Berryz工房に興味が向いたのも、当然佐紀ちゃんの影響だ。
まだ当時はキッズに対する知識も詳しくなく、
かろうじてわかっていたのは桃子と雅くらいであった。
あの発表内容だと入れ替えアリっていうのなら、
場合によっては佐紀ちゃんが抜けたりしないかな?と
多少心配だったりしたものの、メンバーが学校行事で休む事はあれど、
メンバーの入れ替えはこの1年半の間、一度も行われなかった。
そしていつの間にかボクは舞波のファンになり、
舞波に会いに各会場へ足を運び、その姿を見続けてきた。
そしてこれからもBerryz工房はこの8人。




そう信じてやまなかった。




・・まさかこのタイミングで、
この公約が適用されるだなんて、誰に予想できただろうか?
この曲を聴いた時、ふとそんな事を思ってしまった。


この曲のダンスレッスンの時、体育座りで
从 ’w’)<「リズムとってるんです・・」
先生「体で覚えなきゃ覚えないよ?」と怒られていた舞波
あれから1年半。今でも舞波はダンスが苦手であることは
変わっていない・・が。あの頃よりも立派になった。
この曲を舞波と一緒に踊って、そう思った。


あなたなしでは生きてゆけない・・か。
ボクは舞波を失ったら誰を支えにすればいいの?


恋の呪縛
始まる前にしばらく静寂の時間があり、
暗いステージに一人立っていた舞波
あの時の彼女は何を思っていたんだろう・・?


ボクはこの『恋の呪縛』という曲に、
他のどの曲よりも強い思い入れがあります。


ちょっと話が逸れますが、
ボクが舞波を推しだしたのはピリリと行こう!の頃から。
こどもの国での公開録音がホントの意味でのきっかけかな。
そして、ピリリ、ハピネスとシングルもリリースされました。
が、イベントこそあれど、握手会は無かったんです。
その後、合同ライブやスポフェスで認識レベルのレスを貰えるようになり、
舞波への思いは募るばかりでした。
ボクが舞波を間近で見て、話すことがができたのは、
2004年11月20日福岡ホークスタウンで行われた、
恋の呪縛 発売記念握手会」が最初なのです。


奇しくもその日は石村舞波、12歳の誕生日でした。


ホークスタウンに設営された狭いステージ。
あの時は梨沙子千奈美が学校行事で休んでいて、
6人でのステージだったけれど、そのハンデを感じさせないほど、
Berryz工房は、そして舞波はカッコいいダンスを披露してくれたんです。
ダンスが正直、上手とは言えない舞波だけれど、その日は
ボーイッシュな衣装でカッコよく踊る舞波に心底惚れました。


イントロで両手を構える姿はいつもボクの心を射抜きます。
しかし、この曲のダンスを舞波と踊ることはライブ、イベントに
数多く参加しているにもかかわらず、ほとんどありませんでした。
実際、恋の呪縛を歌った会場はほとんどがスタンディングの為、
とても踊れる状況ではなかったのでした。
僕が参加した会場で、覚えている限りでは


恋の呪縛イベント@福岡、名古屋
スポフェス豊田
単独ライブ夏@Zepp NagoyaZepp Osaka
21時までのシンデレライベント@Zepp Fukuoka
の6箇所。


先日のW&Bは座席指定であっただけに、
そこで歌われなかった事がショックでなりませんでした。
それだけに、今回この秋の単独ライブで歌ってくれる事が
とてもボクにとって嬉しい事だったんです。
舞波との最後のツアーになるこのライブで
恋の呪縛』を一緒に踊ることができたのはとても幸せです。


「この曲でもう燃え尽きてもいい!」


そう思いながら真正面に見える舞波と、ボクの動きをシンクロさせる。
これ以上完璧に踊れない!と思うくらい、真剣に舞波パートを踊りきり、
何ともいえない達成感に全身が包まれる。


スッペシャル ジェネレ〜ション
呪縛のダンスを踊りきり、燃え尽きる間もなく、


「ス!」



「ペ!」



「スッ ペ シャ ル!」



「ジェネレ〜ション!!」



の大合唱が!!
もはやテンションは最高潮!!
呪縛に続いて、舞波パートを完璧に踊りつくし、
そして舞波の輝いてる姿を目に焼きつけました。


友情 純情 oh 青春
MCを挟んでいるとは言え、
2曲で相当体力を使っているのに、
ここでこの曲とはなんともやってくれる!w
だからといってここで踊らないのはオドリストの名折れ。
昨年のライブで披露されたダンスと変わっているのに
以前のバージョンで踊ってしまったので、2番では修正w


アンコール前
誰が言い出したかわからないが、舞波コールが聞こえ出す。
これは夏の単独コンで起こった、半ばおふざけの舞波コールとは違い、
会場全体から舞波の事を想っての、愛あるコールが聞こえてきた。
あちこちに舞波ボードや電飾、提灯があがっている。
多分にもれず、ボクもキラキラ舞波ボードmkⅡを高く掲げ、
舞波コールをひたすら叫び続けた。
ボードを頭の高さ以上に掲げる行為はボクの中では
タブーとしていたのだが、こんな時くらいは許される・・よね?


BERRY FIELDS
想像通りのアンコールにちょっと感動。
アンコールでこの曲がかかった瞬間、
初期からベリヲタやっててホント良かったと思った。
この曲をライブで聴けるのを、昨年からずっと、
楽しみにしていたんだから。


「小さな 夢の苗を 植えましょう♪」


舞波、去年植えた夢の苗は育ったのかな?
卒業後も、マイペースで、ゆっくりとでいい。
君が持ってる新しい夢の苗を、しっかり育ててほしい。


Bye Bye またね
イントロが流れ出すと同時に、色々な想いがこみ上げてくる。
でも、それを堪えて、クラップしながら舞波の姿を見続けた。
こんな時でも、歌い終わって、すぐ袖にはけて行ってしまうのが
舞波らしいよなぁ。と思いながらボクは立ち尽くしていた・・。

(記・05.9/14)